お客様の心をつかむ!「ビジュアルコミュニケーション」の効果と活用方法
ビジュアルコミュニケーションで集客・認知の課題を解決する
・「使ってもらえばその良さがわかる」という言い訳
・お客様の心を掴んで離さないビジネスの導火線=「ビジュアルコミュニケーション」
・「誰に」「何を」伝えるか!成果の源泉は目的・目標のあり方次第。
「うちの商品は、着てもらえたら(使ってもらえたら)わかってもらえるんだけどねー」なんて言葉をよく聞きます。
もっとも自らの商品に自信があるからこそ、出てくる発言であり、その気持ちは十分理解できます。ですが、それは逆に言えば、「使ってもらわないとわからない」ということと同義です。
そんな時、決まって僕が使う言葉は、「付き合ってくれたら、俺の良さがわかるんだけどなーと言って、声をかけずに遠くからただ眺めているだけの状況と、なんら変わりませんよね」・・・です。
恋愛同様、まずは、声をかけないことには何にも始まりません。声をかけるということは、この場合、お客の心に届くメッセージを考えるということです。本当に良いものならば、着てもらう、使ってもらう前に、的確なメッセージを通じて、お客様の心に訴えかける文章やビジュアルが必要です。
情報過多な時代、効果的に印象を残せる方法とは?
現在社会において、1日に得る情報は、江戸時代の人が一生かかって得ることができる情報量に匹敵すると言われています。そんな中でお客様が冗長なメッセージなど聞いている余裕などありません。テレビCMの法則にあるように、お客様が黙って売り手側の話を聞ける許容範囲は、15秒までと言われています。
その為、メッセージは難解なものではなく、想定ターゲットに対して、適切なタイミングで、本質を伝えられたならば、お客様は必ずあなたに興味や関心を示し、記憶に残します!
たった15秒、されど15秒・・・。今回は15秒を効果的に伝える手法として「ビジュアルコミュニケーション」の効果と実践方法にフォーカスしてお伝えしていきます。
増え続ける情報時代に「心をつかむ」メッセージ
突然ですがスターバックスと聞くと何を思い浮かべますか?
印象的なグリーンのロゴマーク、休憩する場所、仕事をする場所、あるいはスマイル0円のスタッフの笑顔など。人それぞれ何かしらイメージを膨らませたと思いますが、多くの方が、何かの画像(絵)と結びつけたのではないでしょうか?
人が外部から得る情報の約8割は視覚情報と言われています。特に、昨今の目覚ましいテクノロジーの進化によって、ビジュアル関連の情報量は圧倒的に増え続けています。ちょっと日常を振り返ってみても、スマホ・PC・テレビなど、ビジュアルを使った広告媒体を見ない日はほぼないですよね。
今後ビジネスで成長する為には、中小企業にとっても「ビジュアルコミュニケーションの効果的な活用」は肝要になります。
ビジュアルコミュニケーションとは?
ビジュアルの力をビジネスに役立てることを「ビジュアルコミュニケーション」と言います。
様々な効果が期待できますが、特に『伝える』という力に優れています。文字情報だけよりも「わかりやすく」「瞬時に」かつ「顧客の感性を刺激して意欲を高める」といった効果を生み出し情報を伝えてくれます。
身近な活用事例としては、iPadを使った営業があげられますね。従来の紙ベースだけでは補えきれなかった情報を、足りなければすぐに検索し、かつもっともキレイな状態で顧客に見せることができるので、説得力が増します。商談の効率化も進み、やり取りもスムーズに行うことが可能ですね。
ビジュアルコミュニケーションの可能性
総務省が公表している「平成27年通信利用動向調査」によると、個人のスマートフォン普及率は53.1%。意外と低いかと思いきや、20代におけるスマートフォンの利用率は91.3%を記録しています。スマホがこれからの社会を担う若年世代に浸透している流れを受け、GoogleもPC向けページよりモバイル向けページを評価対象にするモバイルファーストインデックスを行うことを2016年に正式発表しました。
情報は今や「読むもの」から「見るもの」へと変化しています。特に近年は、常にスマホを持ち歩き日常のあらゆる出来事を写真や動画に収め気軽にSNSでシェアするスタイルが一般的ですよね。
ビジュアルコミュニケーションを効果的に用いることは、ビジネスの可能性を飛躍的に拡大させたり、商品の魅力を多くの人に伝えることと同義です。また、ビジュアルであれば文字情報に頼らず情報伝達することもできる為、国内だけでなく海外へ販路を広げる助けにもなりえます。成熟している国内マーケットから海外シフトを模索している企業にとって、是が非でも、活用すべき手段です。
ビジュアルコミュニケーションの活用方法
活用できる場面は日々確実に浸透しています。FB、インスタグラム、Twitter、You-tubeなど世界的に浸透しているSNSツールによる広告活動は、ビジュアルコミュニケーションを活用することのメリットはまだまだ多大な影響力を持つはずです。社外だけでなく社内においても、プレゼンテーション・プロモーション・コミュニケーションなど、目的に応じたビジュアル素材を使い分ければ情報伝達をより円滑に行うことができますね。
ただし注意すべきは、直感だけでなくロジカルな裏付けが必要なこと。アイコンのように、ビジュアルは直感的に情報を人に伝えてくれますが、論理的な文章による裏付けがなければ納得はしません。
マーケティングを行い、ターゲット層を明確にした上で、目的をはっきりさせておくことが大切です。軸となるコンセプトを定め、論理的な裏付けと合わせて掛け算の要素としてビジュアルコミュニケーションを取り入れていく方法が最大限メリットを生み出せるポイントです。
お客様の「心をつかむ」強力な武器と考える
この15秒のメッセージを考えるプロセスで重要なことは、他人のメッセージをまねたような薄っぺらいものではなく、「自分達の本心を表現した本物のメッセージとは何か」を考える必要性です。
今までなんとなくビジュアル素材を選定していたならば、今後は、よりその先にある顧客の「行動」に着目した「ビジュアルコミュニケーション」にシフトさせる必要があります。
お客様の心を掴んで離さないビジネスの導火線=「ビジュアルコミュニケーション」
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