デジタル時代を生き抜く「新たなビジネスモデル」着眼点次第で誰にでもチャンスはある!
経営リソースなどいらない!着眼点次第でビジネスは成り立つ!
ECの勢いが拡大し、店舗販売が不振にあえぎ大量閉店している中、これまでにない新たなビジネスモデルが生まれています。スマホ時代(デジタル時代)だからこそ、ビジネスとして成立している新たなビジネスモデル。その鍵は「着眼点」「アイデア」にこそあります。つながりの影響力を味方につけて成長しているビジネスモデル。今回はその中身を掘り下げて行きます。
「デジタル時代」はつながり影響力の時代!バズるブランド?共通点は何?
SNSが浸透し「マス」という概念が壊れました。モノが溢れている昨今、人が商品を買う時に重視するポイントは「何を買うか」ではなく「誰から買うか」に変化してきました。初対面の人からいきなり物を勧められても購入することはまずありませんよね。しかしSNSでゆるくつながっている価値観が一緒の人、信頼している相手だったらどうでしょう?あなたがその人のファンであれば、商品を購入する可能性は高いでしょう。
バズるブランドに共通している点はターゲットを極端に絞っていること。逆に言えばターゲットから外れている人は切り捨てる大胆なターゲティング。大多数の層は外し、特定の層だけに絞り込むことでコンセプト・メッセージが尖り、深く伝わるコアなファンを獲得できます。
事例として、話題のブランド2つをあげます。ここに共通するのは「消費者理解」の視点です。
「個々の興味・関心・行動」をビジネスに!注目の「パーソナライズビジネス」とは?
オーダーハイヒールを手がける「ゲージ(GAUGE)」というブランドをご存知でしょうか?
なかなか自分の足にあうハイヒールに出会えない。そんな悩みを持つ人は少なくとも一定数いますよね。
例えば、右と左のサイズが極端に違う人、外反母趾、内反小趾が悩みの人。履きたくても既成の靴を履けない悩み。「ましてやハイヒールなんて疲れるし、もっての他・・・。」こんなニーズに対して、個別にデータ化した最適なサイズ感を実現するサービスがあったらどうしますか?
計測機の赤外線カメラで片足ずつスキャンニングして3Dのデータをとる。20型のサイズバリエーション、40色のカラーバリエーション、ヒール、靴底の色などを選ぶことができ、ぜんぶで138万通りのバリエーションから選べる体験型でもあるサービス。価格もこれだけのフルオーダーで¥35,000〜と値ごろ感も抜群ですね。
同様の潜在ニーズを見事にビジネス化させたのが、「オーバーE(OVER E)」
胸の大きい女性特有の悩みを解消する為に、胸を強調しすぎずスタイルアップが叶う驚きのシルエットを実現した「スリムシャツ」ブランド。確かな技術をもつ老舗縫製工場との提携により、バストのカーブに沿ったカッティング。しかもビジネスシーンを想定しているから余計に潜在ニーズは高いでしょうね。
いずれのブランドもクラウドファンディング「CAMPFIRE」で脚光をあび、話題を勝ち取ったブランドです。
そんな個々が持つ課題、潜在ニーズ、インサイトから誕生したブランド。
もともと影響力の大きいインフルエンサーが発表したブランドなら、短期間での成功も納得できます。しかしこの2つはほぼ無名の個人が立ち上げ一気に軌道に乗せています。
かつてはハードルが高かった生産・販路・集客の過程がプラットホーム化されたことで、ビジネス経験のない個人でもブランドを始めることができる時代の好例です。経営リソースが乏しくても「着眼点」「アイデア」さえあれば、個人がゼロからブランドを立ち上げることだって可能なわけです。
コアなファンはリピーターに育つ
コアなファンはブランドとの間に驚く程強力な信頼関係、絆を築きます。「私の為のブランド!」こんな感覚を連想させます。その為、顧客のほとんどがリピーターになる可能性が最初から高く見込めます。情報発信を通じてファンと交流することで、リピーターとして育つ素地も確立されていきます。結果、個人がゼロから発表したブランドでもリスクを最小限にとどめ、短期間で成功することができるのです。この考え、エッセンス、自らのビジネスに応用できませんか?
「パーソナライズ」の追求はこれまでのブランディングとは視点が違う
アパレル業界といえば「目をひくカッコいいビジュアル」や「求心力のあるカリスマモデル」の存在が多かれ少なかれ不可欠でした。この2つの条件を個人が獲得することは難しいことです。そのため、以前は名だたる有名ブランドに顧客が集中していました。しかし、今勢いを伸ばしているバズれるブランドは、かっこいいビジュアルもカリスマモデルも不要。むしろ個人の想いや哲学があるからこそ成功しています。
バズれるブランドはトレンドや見た目のビジュアルに重きをおいていません。大切にしている要素は「わかりやすさ」です。
顧客を絞り込み、尖ったメッセージを発信し、話題性を獲得、つまり共感を得たことで成功させています。これは一過性のものではなく、未来の顧客像を考えた上でも極めて有効な戦略になり得ます。
一昔前と異なり大手企業や著名なブランドへの信頼感は著しく低下しました。反対に影響力を拡大させているのがブロガーやyoutuber、SNSなどを上手く生かしている個人です。特にデジタルネイティブの若い世代ほど、後者からの影響を受けています。目的を持った「メディアミックス」は有効な施策です。
デジタル時代は「物質主義から影響力重視への価値観シフトへ」
「デジタル」を駆使しパーソナライズを可能とする個人の影響力が増しています。成功する個人となるためにSNSのビジネス活用はますます重要性を高めています。
大手企業に変わり、今後業界を牽引する新勢力として力を拡大していくこと必至でしょう。無名の個人がバズる力を利用して短期間にブランドとして成功できれば、もはや企業の大小など関係ありませんよね。
少数でもコアなファンを獲得できれば、セールなどに頼らずとも、顧客は買い続けます。セールで買う人の心理は「世の中に同じものが山ほどあるから、より安い物を選びたい」からです。
これまでの古い価値観から抜け出せず、現状維持しているのであればあっという間に淘汰されます。限られたパイの中で、ニーズという価値が分散している時代。この分散した価値に対してどう仕掛けていけるのか?ここに課題の本質が存在します。
これまでのやり方を捨ててでも、新たなやり方に挑戦しなければなりません。そんな「変革」に対して最適な方法、アプローチを提案、実働支援するのが弊社の役割です。
次世代ビジネスを推進する各種メニュー の特徴と期待効果
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