「原因を追求する!!」あらゆる課題には因果関係が存在する!!課題解決の本質 STEP3-2 (全7回集中講座)

3-2

あらゆる課題を突破する問題解決の本質3-2<原因を追求する>

・全ての課題は◯◯につながっている!
・難しい事をシンプルに考えて伝える!
・より早く、より見落としのない分析手法を手に入れる!

前回は身近にありがちな課題を、事例交えてお伝えしましたが、ご理解頂けましたか?
今回は、STEP3-2 「原因を追求する!!」パート2(実践編)
ここは、かなり重要なパートです!!では、早速いきますね。

「企業の経営課題」を検討する上で考えるべき「プロセス」

これを知っているか知らないかで、検討の「早さ」や完成度の「質」に大きな差が出てきます。「発想の柔軟性」がものをいう重要部分です!!企業の成果は、結論的には「利益」ですよね。当たり前ですが、企業は営利目的で活動する集団であるので、「売上」から「コスト」を差し引いた「利益」です。

「結果」が全て!という言葉は個人的に好きな言葉ではありません。ただ、極論は「結果」です。しかし、結果に至るまでの「有効なプロセス」無しに、結果や成果は、当然出るはずもありません。そこで、今回は、「企業経営」という大きなフレームで原因の追求方法を解明していきたいと思います。

問題解決3ステップの手順

・WHERE  問題がどこにあるのか
・WHY  その問題の原因は
・HOW  ではどうすればいいのか

で考えていきまます。企業経営における「WHERE」とは大きなフレームで見ると「利益」「売上高」「コスト」といった財務的数値です。という事は、ここからWHYで因果の関係を考えていくのです。では順番に説明します!

なぜ利益が出るのか?

それは顧客がお金を払ってくれるから!なので、次に「顧客」という層が出てきます。では、なぜ「顧客」はお金を払ってくれるのか?→そこにはニーズを満たした「商品・サービス」があるからです。では「製品・サービス」が成り立っている理由は?→それは円滑に「業務」が回っているからです。

では、「業務」が成り立っている理由は?

それは「ヒト・モノ・カネ」などのリソースがあるからです。では、「リソース」が成り立っている理由は→それは優秀な「組織」で管理されているからです。では、なぜそんな「組織」になったのかといえば、→昔から続く「風土」やその会社の「戦略」があって、構築されてきたからです。

「なぜなぜ分析」を細かくしていくと、かなり多くの原因が出てきます。そして、最後の最後まで掘り下げていくと、つまるところ企業の経営課題は、「戦略」であり「風土」に依存している所で打ち止めになります。

課題解決アプローチもしあなたが今後、問題の大小関係無く「解決案」を考える立場であれば、この大きなつながりを念頭に置きながら、因果関係を考える事をおすすめします。そうすれば、より早く、より見落としのない分析が出来ます!!

私のキャッチコピーである、
「最小の労力(資金)で最大の効果(売上)を実現する!!」
その根拠は最適な因果の関係を見極める事にあります。そして、何よりも新たな「アイデアの源泉」にもなるのです。

次回はSTEP4 あるべき姿を設定する

・変化する外部環境をしっかりとらえた対策の創り方
・あるべき姿と現状のギャップの間には何があるのか?
・具体的設定の仕方

をお伝えしていきます。なるべく身近な事例を用いてお伝え出来るように努めていきまね。

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STEP4 あるべき姿を設定する 夢のある姿を「言語化」「ビジュアル化」する!!

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