折れない心を育てる「レジリエンス」は個人も企業も成長させる!!

レジリエンス

変化との調和を見出すことが、 最も安定した成功への「近道」

戦略・マーケティング・人、組織の基本3原則を重視する中で、一番大事にしている部分は、ダントツに「人・組織」の在り方です。いくら良い「戦略」や「仕組み」があろうと、実際それを行っているのは「人であり、組織」です。今までうまくいっていた業界屈指のビジネスモデルが、突然機能しなくなる・・・。そんな事が当たり前のように起きています。過去の延長線上で課題を解決しようとしても一向に改善されない・・・。

なぜか・・・?

課題の本質はもっともっと深い部分にあるからです。表層的な「部分」改善に労力を使い消耗する。そんな負のスパイラルに陥っていませんか?そんな背景の中、今注目されているのが「レジリエンス」という考え方です!

誰でも、今まで信じてきたものを「捨てる」行為は容易に出来ることではありません。ましては、その方法で事業を急拡大してきた人や企業は尚更です。

レジリエンスは、絶えず高速で変化し続ける消費者の興味や関心、ニーズを敏感に察知し、過去の常識やルールといった概念を根底からひっくり返す考え方!!

レジリエンスをもっと分かりやすく説明すると、打たれても折れることなくしなって元に戻る「竹」をイメージすると分かりやすいかと思います。人為的な力や自然の力によって大きくしなることはあっても、折れることなく元の姿に戻る竹は、「レジリエンス」の考え方とかぶります。従来の姿をかたくなに守り続けることではなく、変化し続ける環境や社会に対応しながらコアな部分を貫く姿勢や取り組み方は、企業における人材育成の方法としても最近、注目されてきています。

「レジリエンス」をうまく導入して、芯がブレないビジネスを構築するためには、絶えずあらゆる変化に対応して試行錯誤を繰り返す「個人の思考」と「組織環境」が不可欠です

2014年の世界最優秀小売業に選ばれた、世界の「ユニクロ」柳井さんの著「一勝九敗」は、正に「レジリエンス」そのものです。

果敢にチャレンジしたからこそ、初めて見えてくる事があります。チャレンジしたからこそ、出会えた運命の「人」もいます。チャレンジしたからこそ、視野が広がり新しい何かが「カタチ」になります。

それって「すごく刺激的で楽しい事じゃないですか?」
物事は最初からうまくいく事なんてありません!!「失敗」なんて当たり前のようにする事だし、むしろするべきです。

大事なのは、その失敗を真摯に受け止めて、それをを糧にし、成長する過程や姿勢!!

失敗を恐れ、前進出来ないのであれば、今後あるであろう可能性の芽を自ら潰している行為ともいえます。そんな「発想の転換」を企業レベルで取り入れる動きは徐々に高まっています。ビジョンやミッション、ビジネスの再構築、人材育成、そして変化との調和を見出すことが、最も安定したビジネスへの「近道」だと気付きはじめてきたからではないでしょうか?ジェネレーションギャップや価値観など、現代社会にはたくさんの「違い」や「変化」が存在しています。

そうしたギャップを認め合い、理解し合い、個人の強みを最大限生かせる環境を築いた人や組織はどんな事が起きようとダーウィンの進化論のように、姿、形は変われども生き残っていけるでしょう!!

3年後・5年後・10年後、あなたは何をしていますか?

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