「結果を評価し、定着化する」結果オーライで終わらせない!課題解決の本質 STEP7 (全7回集中講座)

STEP7

あらゆる課題を突破する問題解決の本質 
STEP7<結果を評価し、定着化する>

・実行結果をどう評価するかによって、新たな課題の対応力に大きな差が出る
・成功要因・失敗要因をまとめて「見える化」する
・標準化して「仕組み」に落とし込む

あらゆる課題を解決する問題解決の原理原則

STEP7 「結果を評価し、定着化する」結果オーライで終わらせない!!

ここまでくれば、問題解決もいよいよ大詰めです!ただ、無事に実行し終えたとしてもそれで終わりではありません。次は、PDCAの「C(チェック)」を行って、その振り返りの結果、何をどうするのか?次の「A(アクション)」までのプロセスを効果的に実行して、はじめて完遂となります。今回は、このプロセスを効果的に実行する為のコツをお伝えします。

早速、「C(チェック)」ですが「どうやってチェックすればいいのか?」多くの会社では、「チェック」と言うと「物事がうまくいったかどうか。」結果」を検証する場合が多いと思います。しかし、問題解決において、それでは不十分で「取り組み過程」までを振り返らなければ「チェックした」とはいえません!!

なぜか?それは、「たまたまうまくいった」場合があるから!!よく「結果オーライ」という言葉がありますが、問題解決する場合、この発想は非常に危険です。「結果オーライ」には、再現性がありません。原因が分からないまま、「うまくいったから良し」としてしまったら同じ問題が発生した場合、対策が打てません。

「結果」が出たか「出なかったか」それはもちろん重要です。しかし「たまたま」を排除するために、必ず「結果と取り組み過程」の双方を振り返ることが、成長スパイラルに載せる為の鉄則です。

ありがちな「PDPD」と「DO」高速回転の罠

「PDCA」のサイクルを振り返りって、実際Cチェック」があまかったり、実施されていないことはありませんか?又、「DDDD」といった忙しい状態からいわゆる「やりっぱなし」状態になってなっていませんか?

具体的にどう「Cチェック」するのか?前回説明したKGIとKPIを振り返る!!

最終結果であるKGIとKPIが正しく設定されていれば、「対策を実行した結果がどうだったのか?」「問題の箇所はどこだったのか?」これらを具体的にチェックする事が出来ます。 その結果によって次に何をすべきかが決まってきます。大事な事は、新たな問題を想定して、同じ過ちを起こさないよう、解決パターンをその度に蓄積する事です!!

蓄積し定着させるにはどうするか?

仕組み化・横展開。これまでの一連の取り組み過程を振り返って、誰か別の担当に引き継いでも同じような問題解決ができるように「仕組み化」することが非常に重要です。又、別の人が同じような問題に直面した際にも参考にできるよう、「横展開」する事が出来れば、会社の「全体最適」として最高な状態です。

成功・失敗要因をまとめて「見える化」する「結果と取り組み過程」の振り返りから、振り返った内容をしっかりとまとめて「カタチ」にしていきましょう。後から誰が見ても分かるように「見える化」する必要があります。「成功要因」「失敗要因」という形でエッセンスを2つにまとめる事で、迷った時、成果があがらない時、あらゆる人の視点から、課題の本質に繋がる大きな武器となるからです。あくまでも、要因は第三者や、客観的な視点を持った人からも積極的に集めて、バランス(整合性)を検討しましょう。

仕組み化・横展開出来ない理由が存在します。それは?

最も多い理由は「忙しいから」ではないでしょうか?企業を取り巻く環境は刻々と変わりつづけるため、一つの問題を解決したと思っても次から次へと別の問題が出てきます。いちいち立ち止まって「仕組み化などしている暇がない」まして「横展開は自分ではなく他人のためなので、そんな時間はない」という真っ当な理由があるでしょう・・・。

しかし、仕組み化・横展開をしなければどうなるでしょう?ここは考えてもらいたい部分です。仕組み化して、業務を誰でもできる状態にすれば、自分はその業務から解放されます。しかし仕組み化をしなければ、いつまでも自分がやらざるを得ない。そうすると、いつまでも忙しい状態から抜け出せない「悪循環」にはまってしまいます・・・。正に業務の「属人化」がこれにあたりますね。

流行やビジネス環境の変化が激しい「アパレル業界」は
この属人化の「リスク」を持った企業の集合体。

「仕事が出来る人から流出する・・・・。」こんな状態を繰り返したらいけません。又、「仕組み化」していない業務は横展開も進みません。その結果、自分の周囲はどうなるでしょうか?同じような問題が発生したとき、又ゼロから検討してトライ&エラーを繰り返さざるえない状態があちこちで起こります。そして、仕事はさらに忙しくなってしまいます・・・。こうして組織全体が「忙しいから」を理由に、環境変化に対応出来ず、市場との乖離が生まれてくるのです。そうならないために、忙しいを言い訳とせず、

組織として標準化・共有・仕組み化を進める事を
企業の習慣とする事が一番有効な打開策になるのです。

最後に問題解決は「共通言語」であるという話をして全7回シリーズをしめます。

仕事とは、一人だけで完結する事などほとんどありません。どんな場合でも、お客様、取引先、上司、部下など様々な人とつながりながら成り立っています。そんなつながりの中、ゴールは一緒だとしても価値観は人それぞれバラバラだという事を肝に命じなければなりません。携わっている人、全員が「同じ言葉」を理解して順序立てながら、問題点を特定したり、原因を探したり、対策を考えたりする事が出来れば、仕事は素晴らしい効率で進むはずです。

「共通言語」を意識して、メッセージを発信する事こそが、
大きな成長の原動力であると確信
しています。

「会社も個人も共に輝き成長する会社!!」そんなきっかけを創り、
目標に導くのが私たち「レバレッジラボ」のミッションです。

全7シリーズご購読頂き誠にありがとうございました。

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