『デジタルシフトコラボ企画』新システムの導入は8割失敗?失敗するその理由とは?
あの「ユニクロ」でさえ、失敗例として大きく報じられたシステム導入の難しさ
あの「ユニクロ」でさえ、身近な失敗例として大きく報じられた物流システム効率化構想。莫大な費用をかけたにも関わらず、増え続けたコスト、進まない効率化・・・。柳井さんも認める変革の失敗・・・。結局いきつくところの要因は皆同じ。であれば、失敗例を学ぶこと。この発想こそ最大の武器となる!
時代の変化と共に「デジタルシフト」に向けた新システムの導入が、様々な企業で盛んにおこなわれています。そんな今、企業のシステム導入の成功率は、なんと全体の2割に過ぎないと言われているのを皆さんご存知でしょうか?
これは、デジタルシフトに向けたシステム導入を進める企業の数から考えればあまりに少ない成功数、もしくはあまりに多い失敗数だと言えるはずです。ではなぜ、システム導入は失敗するのか、その理由に迫ってみましょう。
目的がはっきりしないシステム導入は失敗する。
デジタルシフトやIT化、新システムの導入という言葉を聞いて、マイナスイメージは本来少ないはずです。しかし、実はそのマイナスイメージの少なさが、システム導入の失敗の一員を担っているとしたら、それはとても不幸なことですよね。
つまりどういうことかというと、そう言ったシステムを導入してデジタルシフトすることで「何かしらいい事がある」という漠然とした計画が立ってしまう事があるのです。これでは、システムの導入は失敗したも同然です。
そもそも、システムの導入することで、どういうメリットがあり、具体的に何をどう生かすのかがわからないままでは、下手をすると失敗したことにすら気づかない、パフォーマンスを十分に生かしきれないという状況になってしまう事すらあるのです。これでは、導入にかかるコストを捨てているようなものですよね。
コミュニケーションコストをかけないと失敗する。
きちんとした目的意識をもって新システムを導入しても、失敗する。こういった状態になっている企業は、多くの場合、コミュニケーションコストを惜しむケースが見られます。コミュニケーションコストとは、つまりは「相互理解」に向けてのソフト面の作業の事。
システムを提供する開発側とそれを導入する企業側との間で、十分なコミュニケーションをとっていない、又は異業種ゆえ、専門用語がわからないことで、本来活かされるべき情報が生かされないままになってしまったり、実態に即さないシステムが強引に適用されることも考えられます。
開発側はシステムの専門家ですが実際の業態の専門家ではありません。同じように経営者側もまた、その業種のプロでもシステムに関しては素人です。このお互いの欠点を埋めて初めてシステムの利点が最大限生かされるはずなのに、その欠点をお互いに埋めるためのコミュニケーションコストをかけずにいたらどうなるのか。そこにあるのは、お互いに対する不信感で、何一つ利益を生み出さない気まずい関係だけなのです。
ならばシステム導入はしない方がいいのか?
うまくやらないと失敗してしまうシステム導入。しかも、導入に踏み切った企業の8割は失敗しているときかされれば、普通の経営者なら二の足を踏むのが普通です。しかしながら、お気づきのようにこれは、普通のプロジェクトと変わらない失敗です。ただ違うのは、新しい物への過剰な期待感と、よくわからない物への警戒感と遠慮。実は、システム導入の失敗はここに集約されているのです。
うまくシステム導入をするには、ベストパートナー選びが重要
システム導入によるメリットは、大きくは「売上拡大」「業務効率」「経費削減」の三つです。もちろんこのいずれも企業であれば当然目指すべきものですが、デジタルシフトはこの三つすべてにいい結果をもたらすものであることは間違いのない事。しかも、多様化・個別化していくニーズ・チャネルに対応するには、デジタルシフトは不可欠なものです。
そんな中「Leverage-Labo」では、失敗しないシステム導入のため、 クライアント様との綿密なコミュニケーションの下、得られる情報の意味を的確に理解し、それを活かした成長を担う創造環境の構築を目指します。そんな背景やお互いの強みが一致し、デジタルシフトによるオムニチャネルを成功させてきたシステム会社アイルとのコラボレーションが実現したのです。
弊社が注目した(株)アイル社のシステムパフォーマンスの特徴として「リアル」と「EC」の融合でシナジーを生み出すワンストップ化された連携システムにあります。セブンアンドアイのオムニセブンの失敗など、O2O、オムニチャネルが話題となった反面、本来の概念を確立させて新たな成功を収めている企業は、一握りしか存在しません。
それらを成功に導ける、最先端の位置付けにあるのが、システム導入実績5000社超を誇る(株)アイル社が開発した次世代型の連携システムです。「デジタルシフト」を支援する弊社と、アパレル業界に特化した連携システムを保有する(株)アイル社のコラボレーションは、異業種間でのデメリットをチャンスに変え、導入効果の最大化をもたらすことが可能です。
「システム導入」という大きなコストが発生する意思決定に本来失敗は許されません。その道のプロと建設的な議論をしっかり交わしてこそ、御社の課題や状況に合わせた提案やカスタマイズを最適化させることができるのです。弊社は、クライアント様とシステム会社の間に入って、実務に基づいたコミュニケーションロスを埋めて、パフォーマンスの最大化を引き出す戦略設計を担っていきます。
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