「戦略」と「実行」を繋ぐものは何か?

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個人の成長と組織の成長を同時に達成する「仕組み」があれば、社員は自発的に行動します!!

新たなプロジェクトを組織に導入していきます!!大きな壁を超えるには避けては通れない問題と認識し、実行に移していきます。

「戦略的な方向性は打ち出しているが、いっこうに実現されない・・・。」
こんな戦略実行不全の悩みを抱える企業は少なくないのではないでしょうか?

結論からいえば、「戦略」と「実行」をつなぐのは「思い」の宿る議論

結論からいえば、「戦略」と「実行」をつなぐのは「思い」の宿る議論だと思っています。もちろん「思い」だけの議論ではどこまで行っても空論にしか過ぎません。しかし「思い」から切り離された戦略議論は無機質なものになりがちです。

本当にその戦略が自分自身にとって意味があるという主体的な納得が得られなければ、心を躍らせてそれを実行しようという人の意欲は湧きません。今後、中心メンバーを対象にちょっとしたワークショップ形式で会議を活性化させていこうと思っています。

中心メンバーたちが日々の業務に忙殺される部門の立場を離れ、あえて立ち止まって、事業の将来を真剣に考え抜く時間をつくるのです。ワークショップは、事業的な観点で、ブランドの提供価値や存在意義について根本的なところから問い直すことをスタート地点とします。

そこでポイントになるのは、集まったメンバーが「自分は何を大事にしたいのか」について自らに問い、その思いをお互いにぶつけ合うこと。思いの宿る血の通った意見のぶつけ合いであれば、多くの場合、共有可能な一つの方向性がそこから見えてくると思います。

「考える」だけで塩漬けになっていた戦略。それを「実行」に移すためのアクションを考える

この議論を進める中でメンバーは、個人の能力、組織間の連携、事業の展開、あらゆるところで「ここまでしかできない」という強固な枠を自分たちが勝手につくり出した呪縛にとらわれてしまっていることに気が付いてもらう。まさにそれが狙いです…!!

しかし、問題も想定出来ます。「総論」として発散的に議論しているうちは、基本的に頭も心も前向きです。ところが、それを実行するとなると、アイデアを事業戦略に置き換えて実行を前提とした「戦略」をつくらなければなりません。そうなると、日々の自分の仕事という「生身の現実」との間でどうしても矛盾や葛藤が出てくるために、そんな面倒なこと、覚悟のいることは結局避けたいというブレーキが自動的にかかってしまう可能性が高いでしょう。

今までは「考える」だけで塩漬けになっていた戦略。それを「実行」に移してみようという意欲に火をつける事が何より重要なプロセスと位置づけます。

この「腹をくくる」プロセスを浸透させ将来の自分のビジョンとかぶらせ、個人も組織も成長の方向に導ければ、後はすんなり進むと思います。非常に抽象的で、これを指揮し、まとめ上げるまでには莫大な労力が必要です。

正直自分自身も「ゾッ」とします…。ただ、「戦略プロセスデザイナー」の使命は戦略は実行されてなんぼ!そしてより効果的に!自分の成長、経験の為にも、ガンガン攻めていこうと思います。

buttun_mailmazagine

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