効果大！「ゲーミフィケーション」でブランドのファンを増やす！

さて、今回は「ゲーミフィケーション」というテーマを基に、アパレル業界の今後を考えていきたいと思います。そもそもゲーミフィケーションという言葉はご存知でしょうか？簡単に説明すると、ゲームで言うレベルアップ制やポイント制を活用してユーザーをサービスに夢中にさせる仕組みのことです。 

例えば、あるサイトにゲーミフィケーションの仕組みが取り入れられているとしましょう。

「来訪するごとにポイントを獲得し、一定まで貯まるとレベルアップの称号とプレゼントをゲットできます」と書かれていたら、ポイントを貯めたくなりますよね？こうして必然的にユーザーの来訪頻度や回遊性が上がっていくわけです。従来のメルマガやセールスレターと目的は同じですが、ゲーミフィケーションは圧倒的にエンターテインメント性を重視します。

ゲーミフィケーションで期待できる効果は主に以下の4つです。

1.コミュニティの活性化

2.リピード購買の促進

3.資料請求などの件数の拡大

4.ブランディングの向上

どれを狙うかによって、ゲーミフィケーションの仕込み方も変わってきます。既にゲーミフィケーションを実践している企業を参考にしてみるといいかもしれません。

例えば食べログのレビュアーランキングなどに見られるリーダーボードや、楽天にログインすると表示される「◯◯会員になるには◯/◯までにあと◯◯ポイント」という表示もゲーミフィケーションですね。

アパレル業界ですとシューズを扱うALDOが、「Instagram」を活用した新規ユーザー開拓に成功しています。
「Instagram」はアパレルと親和性が高いので、まだまだ面白い取り組みができそうです・・・。

これからのマーケティング、プロモーション戦略は
「楽しさ」 をいかに組み込むかがポイントです。

多くのアパレル企業が行っている、季節毎にシークレットセールを打つような施策は、新しさもおもしろみもなくユーザーには響きません。その点、ゲーミフィケーションはユーザーに「又来店したい・サイトにアクセスしたい」という動機付けを戦略的に植え付けられます。

ユーザーの承認欲求や特別感を満たすにはポイント制がいいのか、レベル性がいいのか、それともランキング制がいいのか、自ブランドに合う効果的な方法を考えて、他社にはない差別化要因を創りこみましょう！！
決してネタがないなどと諦めない！！「アイデア」次第でいくらでも可能性は広がりますから。