なぜ、新事業のマネジメントがうまくいかないのか?(売上向上3つののポイント)

「なぜ、新事業で優秀な人材が成果を出せないのか?」

結論からいうと「立ち上げ時の計画はあてにしてはいけません!!」なぜならば、当初のプランから、売上規模はもちろん、事業の内容やターゲットまで変わる事の方が圧倒的に多いからです。

特に新しい顧客を開拓するビジネスの場合、いったん立てた計画に固辞しているとうまくいきません。状況を見ながら、臨機応変に計画を変更していく必要性があります。

現在のように市場のニーズ、消費者心理が多様で分かりにくい状況では実行を前提にした計画よりも、実行しながら正しい方向に軌道修正する能力の方が大いに求められます。

本質を突くと、企業が従来持っている「仕事のやり方」や「優先順位」が新規事業を成長させていく上で、邪魔になるんです。

そしてそれは
「なぜ、新事業で優秀な人材が成果を出せないのか?」にもつながってきます。経営者の多くは、能力や知識、モチベーションなどを十分に兼ね揃えている人材をプロジェクトにアサインして、十分な資金を投入すれば、新規事業開始の準備が出来たと考えがちです。

しかし、組織の能力は、
経営資源(ヒト、モノ、カネ)
プロセス(仕事のやり方)
価値基準(仕事への想い)

の3つの要素に依存しています。
これは、私自身、転職を4回経験したからこそ、
理解出来ている本質でもあります。

「この会社で常識だった事があの会社では非常識」といった企業によって「常識」のカタチは面白い程、皆バラバラです・・・。本当それぞれに対応するのは並大抵な事ではありません(汗)おかげで、自分の「強み」でもあるハイブリッドスキルが身についたんですが!!

ちょっと脱線しましたね。すいません。これらによって危惧されるのが、組織慣習となった戦略思考で近視眼的な決定が下されてしまうという事。

優れた企業ほど、問題を解決する「仕組み」「やり方」が完成しています。そして、今現在、苦戦を強いられている大手のアパレル各社低迷の原因はまさにこの同じやり方で、新たな市場、事業にも対応しようとするパターン。ここにあります!!

(的外れで中途半端な施策は打っていますが・・・)

この本質的課題を見極め、変化対応型の「インフラ」整備が急務です。「変化する事が当たり前の企業文化で人を育てる!!」

社内ベンチャー、アライアンス、コンサルティング、などなどやり方はいくらでもあります。外部の客観的な意見を重要視した多様な解釈!ここをポイントに!!

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