「知識と行動のギャップ」を理解して売上向上の契機にする!!

「知識は実行しなけければ価値がない!!

「なぜ、わかっていても実行できないのか?」
それには複雑に絡み合った組織ならではの問題があります。自分も過去4社転職したからこそ、切実に感じている最重要課題の位置づけとしております。今回は、その原因を明確にし、打開策につながる意識付けとしてお伝え致します。

優秀な人材は、経営手法を知り、業績を上げるための「ノウハウ」を持ち努力も惜しまない。それなのに、なぜかその反対の行動ばかりする。それはなぜか?「知識と行動のギャップ!!」

ビジネス書を読んだり、セミナーに参加したり、研修プログラムに参加したり、学ぶ事でビジネスの大まかな構造は知る事は出来る。そして少なくても知識を得た気分にはなれる。

しかし、その知識を実行に移す事はほとんど稀。何をすべきかを知ることと、その知識に基づいて行動する能力とは、それほど強く結びついていないのが現実です。

要は「知識は実行しなけければ価値がないのに・・・。」

そこで、考えられる課題(問題)をあげてみます。

「問題を話し合っただけで仕事をした気になる」
意思決定ばかりで行動につながらない「組織風土」立派なプレゼンテーションは行うもののその後の行動指針がない「時間」の無駄以外の何物でもない現象

「過去のやり方にこだわりつづける」
過去を忠実に模倣することが現在の営みだと、思いこんでいる組織がある。こういう組織では、知識を行動にうつせない。新入社員も、すぐに先輩そっくりの行動をするようになり、やがてそれが常識化する現象

「部下を動かすために恐怖をあおる経営手法」
職場に恐怖心や不信感がはびこっている現状で、はたして自分を犠牲にしてまで正論を貫くことが出来る人はどれだけいるでしょうか?出る杭は打たれる、見えない同調圧力で異分子にプレッシャーをかける現象

「重要でないことばかり評価している」
評価方法が邪魔をして、知識を発揮できないことが多々ある。評価のシステムが不適切だったり、やたらに複雑なケースは多々ある。目標とゴールが決まって、後は行動に移すだけの状況にも関わらず、評価基準は、相変わらず目先の利益に対してのの評価・・・。プロセス評価なんてほとんどされることもない。

「業績を上げるために競争させる」
まず、これでは「知識」を共有できない。部門ごとのセクショナリズムが蔓延して、内部競争を助長する。そして、社内での足の引っ張り合いばかりしている。中、長期の在り方を考えた時に、これでは会社に生きた「ノウハウ」は永遠に蓄積出来ない。

結論としては「実行出来ない組織」ではいくら優秀な人材がいたとしても、宝の持ち腐れ、飼い殺し状態になってしまいます!!そして、最終的には疑問を感じた優秀な人材から会社を去ることが実に多いこと・・・。

会社にとっては何より大きな損失なはず。まずは原因と対策を明らかにした上で、「実践」まで持っていける行動指針、ロードマップ、バックアップ体制を「仕組み」の一部として取り入れましょう!

売上向上させるには、直接的に目に見える成果が上がる部分だけでは無く「見えざる重要な部分」にもフォーカスしていかなければなりません。

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