「対策を実行する」タスクを「見える化」して分かり易さを重視する!課題解決の本質 STEP6 (全7回集中講座)

STEP6

あらゆる課題を突破する問題解決の本質 
STEP6<対策を実行する>

・タスクを細かく分解し、「手順」を明確にする
・小さな目標を段階的に設けて「モチベーション」を活性化させる
・「目的の達成」を見える化し、基準値(KPI)指標を設定する

あらゆる課題を解決する問題解決の原理原則

STEP6 「対策を実行する」タスクを「見える化」して

実行計画の意義を共有する!!

緻密な検討を得て、ようやく対策案を実行にうつすフェーズです。PDCAサイクルで言えば「D」にあたる部分。モレ、ダブりのない対策案をしっかり実行して、最大効果を上げる為の、ポイントをお伝えしたいと思います。

すばやく柔軟にそして「動きながら修正」を加えていく

まずは、現在ビジネスの中で皆が痛感していると思いますが、日々、環境は変化しています。HOW思考に至るまで検討の前提にしていた事実はすでに過去のものとなっているケースが多々あります。対策を実行するまでの時間がかかればかかるほど、環境変化は、大きなものとなり、対策を打っても前提が異なる為、効果が出なくなるおそれが増してきます。考えた結果を出来るだけ早く実行に移すことが鍵になります。

「すばやく」「柔軟に」そして動きながら「修正を加えていく」
これらを、ポイントに実行することがまずは重要です。

タスクを細かく分解し、「手順」を明確にする!!

実行計画全体を見える化する。一般的には「可視化」ともいいますね。見える化をすると、「考え」という、目で見る事が難しい事柄について、チームでの認識を揃える事が出来ます。又、共有が容易になるだけではなく、事後の確認や振り返り、検討内容の引き継ぎなど、効率的且つ再現性を持つ事が出来ます。

「見える化」は組織で活動していく中で極めて重要なアクション

実行計画は通常、対策を実現するために実行する「タスク」といつまでにその「タスク」をするのかという「期限」、さらにその「タスク」を誰が実行するのかという一覧表が最も分かり易いです。私がオススメするのは、プロジェクトには欠かせない「ガントチャート」での一元管理です。どんなプロジェクトでも1枚の紙で管理出来る優れもの。是非、有効活用頂ければ、効率は格段に上がります。

小さな目標を段階的に設けて「モチベーション」を活性化させる

ここで大事になるのは「分解」するという作業です。目標とゴールを明確にしたら、その間にどんな「タスク」があるのか?どんな「障害」があるのか?根本的なボトルネックは何なのか?ここを曖昧にしてしまったら、今までの事が全く意味をなさなくなります。又、「分解」した「タスク」は必ず料理のレシピのように、「手順」「順番」が決まっているはずです。「レシピ」通り作れるように、ここも各「タスク」を見える化し、より美味しくなるような調味料のさじ加減なども含め、目標とゴールの間の「プロセス」を明確にしていきましょう!!

又、非常に重要な部分として、携わっている人が、より前向きに、モチベーションを切らす事がないよう、プロセスの過程で、小目標を段階的に作り、達成出来たら、その度、評価する基準を作る事を強くオススメします。動機付けにもなりますし、何よりも「人は成長を実感出来た時、自らの潜在意識を解き放ち、前に進もうとします!!そんな「人」が活きる「仕掛け」を考えるのです。

「目的の達成」を見える化し、基準値(KPI)指標を設定する

まずは、KPI、あるいはKGIとは何か?ここから入りたいと思います。

・KGI(重要目的達成指標)は、問題解決の目的・目標を達成したか否かを定量的に示すもの。
・KPI(重要業績評価指標)は、対策の実行度合、問題の進捗の度合を定量的に示すものです。

KGI達成に向けて対策が適切に実施されているかどうか?「プロセス」を計測するのが、KPIです。KPIとKGIとは全くの別物!!そして、ほとんどの会社が、最終目標であるKGI型の経営をしているわけです・・・。

大事なのは、このKPIに「活動指標」「効果指標」など、測定可能な、定量目標を置く事が、段階的な効果的ステップにつながります。
5階に上がるには、階段を使わなければいけません。でも、エスカレーターであればもっと効率的に上に上がれます。そしてエレベーターだったら一気に上がれます!!ただ、混み合っている場合は、待てど暮らせど、やってきません。その場合、階段を上るより、遅くなる「リスク」もあるわけです。

これが、最適な「手順」と効果的な「仕組み」を創り出す、「戦略思考」です。
「結果」は最終的に一つしか存在しませんが、「プロセス」なら、いくらでも何通りも存在します。

特に現在は、「これが正解だ!!」という1+1=2のような簡単な消費社会ではありません。人の気持ちを先回りして、創造する「クリエイテイブ」な発想は、これから大きな潜在的ニーズがあると確信しています!!

「経営」と「クリエイティブ」を「仕組み」でつなぐ「戦略プロセスデザイナー」
そんな、時代のニーズ、要請があって自ら体現していきます!!

次回は、いよいよ最終章!!STEP7 結果を評価し、定着化させるには?

・実行結果を誰もが納得する判断基準で評価する
・「成功要因」「失敗要因」をまとめて「見える化」する
・組織に根づかせ、次の問題解決に結びつける

続きはこちら ↓ ↓

■STEP7 「結果を評価し、定着化する」結果オーライで終わらせない!!

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